いよいよJ開幕!最初からエンジン全開で「W杯出場」を狙う6人の日本人選手

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今週、いよいよ2018シーズンの明治安田生命Jリーグが開幕する。

今年はなんといってもワールドカップイヤー。開催地であるロシア行きをかけた戦いも佳境に入りつつある。3月の欧州遠征2試合(マリ戦とウクライナ戦)である程度“状況”は見えてくることだろう。

そこで今回は、日本代表としてワールドカップ出場を狙えると思われる選手の中から、開幕からエンジン全開でいきたい選手を編集部員に選んでもらった。

川又堅碁

ジュビロ磐田

日本人らしからぬ“野生味あふれる”ストライカー。左足のシュートセンスと気迫あふれる前線での踏ん張り、相手DFにとって実に嫌な存在だ。

中村俊輔からの薫陶もあり、ジュビロでもう一段階成長した。今シーズンは守備での貢献も狙う。

代表にはいないタイプだけに、開幕から好パフォーマンスを続ければ、ワールドカップ行きも狙えるはず。個性的な髪形やナイスなキャラもいい。

選出者:編集部I

伊東純也

柏レイソル

昨年暮れのE-1選手権で脚光を浴びた伊東。しかし自慢のスピードが完全に通用したとは言えず、同タイプである浅野拓磨らとのポジション争いは最後まで続きそうだ。

今冬はメキシコなど海外への移籍も報じられたがチームに残った。開幕からその脚力のようなロケットスタートで、ハリルの関心を惹き付けたい。

選出者:編集部H

長澤和輝

浦和レッズ

昨年11月の欧州遠征で日本代表に初招集され、ベルギー戦で光るプレーを見せた長澤和輝。持ち前のテクニックや運動量はもちろん、ブンデス仕込みの“デュエル”でヴァイッド・ハリルホジッチ監督からも一定の信頼を得た。

この調子で一気にロシア行きの切符をつかみたいところだが、今シーズンの開幕スタメンはまだ不透明な状況。長澤は現在4-1-4-1の中盤前めのポジションを柏木陽介、山田直輝と争っており、新キャプテンに就任した柏木はもちろん復帰した山田も調子を上げている。

ポジション争いに敗れた場合はワールドカップ出場にも影響してくるだけに、まずはFC東京との開幕戦でしっかり先発に名を連ねることができるか注目だ。

選出者:編集部O

大島僚太

川崎フロンターレ

ハリルホジッチが率いている今の代表で、必ずオプションになれるであろう選手。戦術もムードも全てを変えてくれる、そんな存在が大島僚太だ。EAFF E-1選手権でも彼が出ているときだけ、日本代表はまるで川崎フロンターレのようになった。

国際舞台では1つだけの戦術では勝ち抜けない。時に全く違った手法も必要となるはずだ。そんな時、大島僚太を入れさえすればいいのなら、こんなに楽なことはない。 

前半戦を怪我なく戦うことさえできれば、ワールドカップでも貴重な存在になれるはずだが…。

選出者:編集部K

中村航輔

柏レイソル

EAFF E-1選手権の北朝鮮戦で待望の日本代表デビューを飾った中村。ビッグセーブを連発し、代表の有力候補に躍り出たが韓国戦で4失点を喫し、再びGKの争いは混とんの様相を呈している。

しかしこの何年も彼を「SGGK」としてごり押ししてきた筆者としては、代表に入ってもらわねば困る!「残念そこは中村航輔」の声を柏から世界に轟かせようではないか。

選出者:編集部H

内田篤人

鹿島アントラーズ

8シーズンぶりに鹿島アントラーズへの復帰が決定した内田篤人。

ワールドカップのためだけに復帰したわけではないと話しているが、それでも「ここで逆転したらめっちゃカッコイイですよね」と発言するなど、もちろん大舞台への出場を諦めているわけではない。

鹿島はサイドバックのポジション争いが熾烈だが、内田はプレシーズンマッチの多くで先発出場を果たしており、大岩剛監督からの信頼も厚い。アピールできる時間が短いだけに、文字通り“エンジン全開”で戦うはずだ。

なお、内田が最後に日本代表に招集されたのは2015年3月のこと。3月の代表戦でメンバー入りすれば、実に3年ぶりの復帰となる。

選出者:編集部S