YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が「日本と韓国の弁護士は全然違う?!韓国人弁護士が衝撃を受けた理由」と題した動画を公開した。動画では、東大工学博士のパクくんが、元韓国法務省勤務で現在は東大法科大学院に留学中の韓国人弁護士キム・スンフン氏をゲストに迎え対談。日韓の法曹界における働き方や給料事情の違いについて、キム氏が「韓国のほうが残業が多いイメージ」と実体験を語った。

対談は、キム氏の異色の経歴紹介からスタート。韓国の法務省で刑事法に関する法案検討や訴訟業務に従事し、その後は法律事務所で不動産案件などを担当していたという。日本に来てからは、韓国大手企業の日本進出支援などに携わっている。

話題が日韓の弁護士事務所の違いに及ぶと、キム氏は「大手事務所基準だと、韓国のほうが残業が多いイメージ」と明かした。その背景にあるのは顧客である企業の文化の違いだという。「韓国はこまめにコミュニケーションをとるのが好き」とした上で、「明日までにできますか?」といった急ぎの案件が多く、予定外の残業が増えがちだと分析。一方、日本のクライアントについては「質問自体が多い」とし、「その代わり時間をかけてちゃんとして回答ください」と、じっくりと精度の高い回答を求める傾向があるという印象を語った。

また、気になる給料事情についても言及。「昔は日本のほうが高かったが、最近は韓国のほうが高い」と発言し、韓国の大手事務所への人材集中や物価上昇などが影響していると説明した。法律そのものについては、日本の法律をベースに作られているため民法などは「ほぼ同じ」だが、刑法などは制定時の経緯により違いが生じていると専門家ならではの解説を加えた。

動画の最後でキム氏は、将来的にM&Aなどの企業案件を専門にしたいと展望を語り、「自分がやりたいことで生きられるのが一番幸せ」と仕事への哲学を披露。パクくんもこれに深く共感し、日韓の架け橋として活躍を誓う二人の姿で締めくくられた。