本作は明治40年に描かれ、今年の3月に重要文化財に指定されたばかりの洋画です。もしかすると、ちょっと地味な絵だと感じた人もいるかもしれませんが、指定された理由は「日記や写生・習作などの資料も現存する」こと、そして「大画面群像表現の最初期の作例」であることなどです(文化庁HPより)。つまり、確かな技術による優れた作品で、しかも学術的に重要だから指定されたのです。作者の鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)