10月24日、すい臓がんのため都内の病院で亡くなった八千草薫さん。名女優への第一歩は、宝塚歌劇団の戦後1期生となったことから。「夢のような世界に憧れて」と足を踏み入れた引っ込み思案の少女は、ステージの上で娘役として輝きを見せた。【写真】'74年、小豆島を訪れたうら若き八千草さん清楚なお嬢さんから“日本のお母さん”へ宝塚在籍中の1951年に映画『宝塚夫人』でスクリーンデビュー。ヒロインを演じた'54年の映画