去る7月の大相撲・名古屋場所千秋楽、横綱白鵬が感謝の花束を贈った人がいる。床山の床蜂(とこはち)さん。白鵬が2004年に十両に昇進して以来ずっと、その髷(まげ)を結ってきて、名古屋場所を最後に定年を迎えた。【写真】北の湖、千代の富士、双羽黒の大銀杏を結ってきた床蜂さんそもそも「床山」とは、大相撲の力士の誇りともいうべき髷を結う人。相撲協会に採用され、相撲部屋にそれぞれ所属する。力士と同様に地位があ