「青と黒ドレス(#TheDress)」の拡散力を利用したDV撲滅キャンペーンがナイスアイデアすぎる

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少し前に世界中のネットをにぎわせた、このドレスは「黒と青」か「金と白」か写真。ドレスの色についてはいまだに議論が続いているが、これをDV(家庭内暴力)撲滅キャンペーンに活用した広告が公開された。

3月8日の「国際女性デー」を前に、南アフリカの<救世軍>がツイートした1枚の写真。そこにはあの話題のドレスの金と白バージョンを着た女性の姿が。だがよく見ると、女性の左目やひざなどには痣ができ、鼻血まで流している。

「どうして、この黒と青(=暴力でできた痣)が見えないの? 女性の6人に1人は暴力の被害者なのに #女性への暴力を止めよう」



広告の制作会社によると、今回のキャンペーンに際し、無償でドレスの使用が認められたという。「この流れをうまく利用して、何か重要なことにつなげたい」という思いから生まれた広告は、公開から瞬く間に反響を呼び、1万6,000以上のリツイートを記録。広告を見た人からも「非常に力強いメッセージだ」「SNSの上手な使い方だと思う」と高い評価を得ている。

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