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●「サッカーモード」を体験するべくソニービルへ6月12日(ブラジル現地時間)より開幕した、サッカーの祭典「2014 FIFA WORLD CUP BRAZIL」(以下ワールドカップ)。読者の皆さんはどのような環境で観戦しているだろうか。さいたまの某赤いサッカーチームが大好きな筆者がテレビで観戦していて思うのは、「どんな大画面で観ても、スタジアムで観る興奮や臨場感には及ばない。やっぱりサッカーはスタジアム観戦が一番! けど現地には行けないし……」ということ。そんな筆者のわがままを叶えるがごとく登場したのが、ソニーの4K対応液晶テレビ「BRAVIA」に搭載されている「サッカーモード」なる機能だった。

「サッカーモード」は、リモコンのボタンを押すだけでサッカーの視聴に最適な音声などに切り替わる機能。これはさっそく試したい! ということで、「サッカーモード」の体験ができるという、東京・銀座のソニービルへ。

現在ソニービルでは、「ONE STADIUM at Sony Building」と題した特別イベントを開催している。Androidタブレット「Xperia Z2 Tablet」を使ってブラジルで戦う日本代表選手たちにメッセージを送ったり、現地にいるサポーターがデジタル一眼カメラ「α」を使って撮影したレポートが閲覧できたり、ソニーのデジタル製品を使ってワールドカップを盛り上げるイベントとなっている。

○「サッカーモード」の前に4K画質の美しさに感動

さて、「サッカーモード」搭載の「BRAVIA」はというと、2階に専門コーナーが。自宅のリビングを再現しているそうで、高級感のある革張りのソファに腰を下ろし、65型の大画面を体験できる。

4K画質に対応していることもあって、芝の色やくぼみまで鮮明に映し出されていた。筆者が特に驚いたのは観客全員の表情まで見えるほど高精細だということ。4K画質での中継がされているときは、あまり恥ずかしい顔はしないほうがいいだろう。

●「サッカーモード」ON!○背後に何万人ものサポーターがいるような臨場感

そしていよいよ「サッカーモード」をONに! ボタンを押した瞬間から、音質が変わったことに気が付く。スピーカーには、サッカースタジアムの残響音や反射音を再現するべく、ブラジル・サンパウロの「モルンビースタジアム」で実際に音場を測定して開発された、サラウンドアルゴリズムを搭載している。その効果か何万人ものサポーターと一緒に観戦しているかのような臨場感を味わえた。

○「サッカーモード」はホームシアターシステム「BDV-N1」にも搭載

この機能は「BRAVIA」だけでなく、ホームシアターシステム「BDV-N1」などにも搭載されている。BRAVIAの「サッカーモード」では歓声が強調されるが、「BDV-N1」ではそれに加え、実況・解説などのナレーションをOFFにすることもできる。

ナレーションがOFFの状態ではナレーションが入っている状態よりも圧倒的な没入感を体感できた。ただ、ナレーションカットの影響か、ボールを蹴る音やブーイングなどは聞き取りにくい印象を受けた。

友人や家族など大勢で盛り上がるときはナレーションをON、ひとりでゆっくり観戦するときはナレーションをOFFという具合に使い分けてもいいかもしれない。

最大のサッカーイベントを最高の環境で観戦すれば、今まで以上に盛り上がること必至だろう。

「ONE STADIUM at Sony Building」は東京・銀座ソニービルにて7月13日まで開催される。

(郄橋海)