9月24、25日の両日、中部国際空港(セントレア)の特設会場で華麗なドリフトを競うD1イベントが開催されました。


『D1』はクリッカーでも頻繁に紹介されているので御存知の方も多いかと思いますが、今では世界的競技に発展しているようで、愛知に生息するAvantiとしては会場が比較的近い事もあり、今回初めて観戦してみることに。


それでは早速、現場の様子からご紹介しましょう。


会場に着いてみると、観客席がコロシアムのように競技コースをぐるりと取り囲む状態で設営されていました。後席が高くなっており、競技が見易いように工夫されています。




更にはコンサート会場で見かけるような大きな電光掲示板に、競技の進行状況が一目でわかる映像が映し出され、解説者が各選手の得点獲得状況をアナウンスしてくれます。



今回の解説はGTレースにも出場しているナイスガイの谷口信輝選手が担当していました。会場では競技と平行してキャンギャル達によるLIVEショーも行なわれ、華やかな雰囲気が漂っています。



競技進行はトーナメント方式の勝ち抜き戦となっており、まず単独で走る『単走』戦が行なわれ、続いて2台が絡み合って走る『追走』戦の順で、各選手が腕前を競います。




競技の判定方法についてはドリキン土屋圭市氏がこの競技を創設した当時は審査員の主観のみで判定していたようですが、現在では速度やドリフト角度、角度変化率を計測するGPS機器が導入されており、機械審査を併用することで判定精度を一層向上させているようです。



噂には聞いていましたが、『単走』もさることながら、『追走』は正に神業もので、2車間の距離がギリギリまで詰められ、時には軽く接触するシーンも。なにせ、間近で見ている為か、デッドヒート中には観客席にまで競技車のタイヤカスが飛んでくる程で、タイヤの焦げる匂いやレーシングサウンドと相まって会場は熱気ムンムン状態。動画で御紹介できないのが残念・・・



先行車が後続車を引き離し、後続車がそれを逃がすまいとサイド・バイ・サイドで食らいついていくといったイメージです。航空ショーでジェット戦闘機が編隊で翼をスレスレに寄せて飛ぶ曲技飛行に似ているかもしれません。


結局観戦日の25日、D1チャンピオン・オブ・チャンピオンに輝いたのは紺色のカラーリングが美しい600ps S15シルビアで迫力の追走を見せた佐久間達也選手でした。



本イベントには普段、D1シリーズ戦に出場している御馴染みの選手が多数参戦している訳ですが、上位選手の2011年度シリーズ戦における成績をグラフ化してみました。



これを見れば、単走に強い選手、追走に強い選手がよ〜く判ります。ちなみにこのグラフはD1のオフィシャルHPに掲載されているシリーズランキング・データを参考にしました。(ラウンド1〜7までの総計)


次回、10月22・23日にFSWで開催されるラウンド8が2011年度の最終戦となるようです。皆様も機会が有れば是非D1観戦されてみてはいかがでしょうか。 結構、丸一日楽しめますよ。


こちらも併せてお読み下さい。 http://clicccar.com/author/avanti


(Avanti Yasunori )


【画像がすべて見られない方は>>> http://clicccar.com/65542 】 



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