24日、前WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積の最愛の母、裕美子さんが兵庫県内の病院で亡くなった。ガンにより闘病生活を続けていた裕美子さん。長谷川は、そんな裕美子さんを元気付けることをモチベーションの一つに、リングへ上がっていた。

同日、公式ブログで「今朝、おかんが天国に旅立ちました」と切り出した長谷川は、「今年6月、医師にあと三ヶ月は厳しいと言われ、今日まで頑張ってきました。母親には言わず毎日会ってたくさん話しをした」と明かす。

また、長谷川は「亡くなってすぐに書いてた日記を見つけて涙がとまらず、全部見ることができなかった」と綴り、「代われるなら代わってあげたかった」「もっと生きてほしかった」「もし一つだけ願いが叶うなら生まれかわってもまた、おれのおかんで生まれてきてほしい」と、その胸のうちを語った。