「かわいい女が憎い!」ジコチュー赤面女教師が逆切れ暴走
「かわいい女が憎い〜!」。チャーミングなタイトルとは裏腹に、その内容はかなり過激な韓流ラブコメ・ムービー『ミスにんじん』(08)のDVDが発売となった。何が過激かというと、本作のヒロイン、ヤン・ミスクは自分がモテない理由を他人のせいにし、さらにはその身勝手な逆恨みから逆襲を始めてしまう、ちょっとアブナイ性格なのだ。
【写真】鬼才パク・チャヌクが描く、思い込みの激しいヒロインの奮闘記
中学校のロシア語教師として働く彼女は、何かあるとすぐに顔が赤くなってしまう赤面症で、それを気にするあまり生まれて29年間、墓穴を掘り続けてきた不憫な女性。さらに思い込みが激しく、“たった2回”隣の席に座ったことのある同僚の男性教師、ソ先生が自分に気があると過信してしまうほど。
だが、美人教師イ・ユミがやってきて以降、ミスクは不幸のどん底に落とされる。ユミが現れてからはソ先生とうまくいかず(もともと、うまくいってない)、さらにロシア語は人気がないからと英語教師に転向するよう辞令が下されてしまう。ミスクはすべての不幸はユミが原因だと逆恨みを抱き、超ジコチューな逆襲を開始するのだ!
一癖も二癖あるこの映画の制作と脚本を手掛けたのは『オールド・ボーイ』(03)など復讐三部作で知られ、最新監督作『渇き』(09)が公開されたばかりの鬼才パク・チャヌク。彼にとって初プロデュース作となる本作には、憎らしいまでの遊び心が満載。親友である『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』(06)のポン・ジュノ監督を会社員役として出演させたり、自身も通行人として劇中に登場するなど、映画ファンなら思わずニヤリとしてしまう演出にも注目だ。
理不尽で身勝手。だけどちょっと応援したくなるミスクの恋、果たしてその行方やいかに!?【トライワークス】
【関連記事】
・ キム・ヨナを彷彿させる美少女ヒロイン、決められるか“恋の3回転” (MovieWalker)
・ 1000年以上前も、肉食系女子は権力を求めてガチバトル! (MovieWalker)
・ 笛は男性器?韓国映画『渇き』鬼才監督が明かす映画作りの真髄 (MovieWalker)
・ 『オールド・ボーイ』監督の新作『渇き』をヴァンパイア映画と呼びたくないワケ (MovieWalker)
