大人気の無人販売所 画像提供:ピーマンの人さん

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無人販売所の店主が投稿した困惑のつぶやきが、SNS上で多くの人々の心を温めています。

【写真】1袋100円の野菜の無人販売所、回収箱で見つけたのは…

投稿したのは、Threadsユーザーのピーマンの人(@peeman.no.hito)さん。沖縄でピーマン農家を営み、家の前でピーマンなどの野菜を無人販売している彼は、ある日、売上を回収して違和感に気づきました。

「ピーマンは1袋100円。午前中55袋詰めた。その後15袋足した。それなのに7250円入ってる」

さらにその後、10袋を補充して確認すると、そこには1100円が入っていたそうです。何度も確認した店主がたどり着いた驚きの真相とは。無人販売所を運営して8年、盗難被害に苦しんだ過去から現在に至るまでの軌跡を聞きました。

――「お金が多すぎる」と気づいたときの率直な気持ちを教えてください。

ピーマンの人:最初は自分の数え間違いだと思いました。でも、何度メモを取って確認しても、やっぱり金額が多いんです。週に2回くらいは「多いな」と気づく日がありました。

――無人販売所を始めて8年だそうですが、最初からですか? 

ピーマンの人:いえ、最初の2、3年は本当にひどかったです。代金の中にパチンコのコインが入っていたり、1円玉しか入っていなかったりと、盗難まがいのことが稀に起きていました。正直、もう辞めようかと何度も思いましたね。

3年ほど経つと、徐々に顔なじみのお客様が増えていきました。気づけば、お代はほぼ100%入るようになり、信頼関係ができてきたのを感じました。今ではもう、こまめに数えることもしないほど。たまに数えると、今回のような「うれしい誤算」が起きるようになったんです。

――投稿には「多めに入れている」とのコメントも多く寄せられました。

ピーマンの人:あえて多めに入れている人がうちの販売所だけでなく、全国にいるんだと知りました。感動したと同時に、自分自身も誰かに対して優しく、誠実でありたいと改めて思わされました。

――代金以外にも、お客様との交流で印象的なことは? 

ピーマンの人:差し入れをいただくことが、本当に多いです。私がビール好きなのを知っている方が6缶パックを持ってきてくれたり、他の野菜を届けてくれたり。ときには、売った金額よりもいただいたものの方が高価なこともあって、申し訳なくも、やはりうれしいですね。この優しさを僕も誰かにバトンして、世界が優しさでつながるといいなと思っています。

   ◇   ◇

投稿には「無人販売所はお金入れない人もいるって聞いてるから、いつも多めに入れてる」「やめて欲しくないから多めに入れてるよ!」「足りない話はよく聞くけど、素敵な話!」などの反響が寄せられました。

かつて盗難に悩み、閉鎖を考えた小さな無人販売所は、8年の歳月を経て、地域の人々と店主が優しさを交換し合う場所に変わりました。優しさのバトンが世界中に広がることを願ってやみません。

(まいどなニュース特約・瀬戸 ゆきほ)