ドイツ代表 クロップ氏の新監督就任を正式発表 過去に香川真司らを指導した世界的名将「楽しみたい」
ドイツ・サッカー連盟は24日、フランクフルトで会見を開き、同国代表の新監督にユルゲン・クロップ氏(59)が就任すると発表した。契約は8月15日から2030年W杯まで。初陣は9月24日のUEFAネーションズリーグ・オランダ戦になる。また、元ドイツ代表DFペア・メルテザッカー氏(41)のスポーツディレクター就任も発表した。
クロップ氏はドイツ連盟を通じ「今は、ドイツサッカー界におけるこの特別な任務を楽しみにしています。謙虚さと忍耐を持って共に取り組んでいく所存です。互いのために戦い、サッカーを楽しみ、そしてこの国の人々が心から応援したくなるようなチームを作り上げていきたいと考えています」とコメントした。
ドイツ代表はFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会で3大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たしたが、決勝トーナメント1回戦のパラグアイ戦でPK戦の末に惜敗。その後、ユリアン・ナーゲルスマン前監督(38)の退任が発表されていた。
当初から次期代表監督候補に挙がっていたクロップ氏は10日、滞在していたニューヨークでドイツ連盟の幹部と会談。同連盟は「契約の要点について合意に達した」と基本合意の見解を示していた。14日にはクロップ氏が契約を結ぶレッドブル社のミンツラフCEOと連盟幹部がドイツ・ミュンヘンで協議。21日にはクロップ氏とミンツラフ氏がニューヨークで会談し、29年まで結んでいた契約を解除することで合意していた。
ドイツ・シュツットガルト出身のクロップ氏は、カウンター戦術「ゲーゲンプレス」を考案した第一人者。現役引退後の2001年にマインツの監督に就任。08年にドルトムントの監督に就任すると香川真司、ロベルト・レヴァンドフスキ、ヌリ・シャヒン、マッツ・フンメルスら若手を次々とブレークさせ、10〜11年シーズンからリーグ連覇を達成した。
15年にはプレミアリーグの名門リバプールの監督に就任。19〜20年シーズンにはリーグ制覇に導いた。24年の退任後はレッドブル社のグローバルサッカー部門責任者を務めていた。

