ブラジルに1-2で敗れたサッカー日本代表【写真:ロイター】

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英紙がアジアの低迷を指摘

 サッカー北中米ワールドカップ(W杯)で森保一監督率いる日本は6月29日(日本時間30日)、米ヒューストンで行われた決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-2で敗れた。W杯5度の優勝を誇る王国相手に先制点を奪った。後半アディショナルタイムに決勝点を許したが、延長戦突入間際まで同点で耐えた。海外メディアは日本の善戦をたたえる一方で、アジアの戦いぶりに厳しい評価を下した。

 英紙「ザ・ガーディアン」の電子版で、ジョン・デュアーデン記者は「日本は従うべき模範だが、アジアにとっては散々なワールドカップ」と題した記事を掲載した。

 今大会は9チームがアジア枠で出場したが、決勝トーナメントに進んだのは日本とオーストラリアの2か国だけ。韓国、イラン、サウジアラビアなどはグループリーグで散った。記事では「アジアにとって、散々なワールドカップとなった。これまでで最も緩やかなフォーマットであったにもかかわらず、9チーム中7チームが最初の関門で姿を消した」とグループ3位でも通過できる可能性があった中での低迷ぶりを酷評。「イランは酷い扱いを受け、2か国は初出場。しかし、サウジアラビアと韓国はもっとできたはず」と論じた。

 森保監督は大会中に「アジアの代表として戦う意識も持っている」などと話していた。その旨のコメントに同記事は触れつつ「長期的なビジョン、忍耐、そして決意という『日本モデル』は、他の地域ではまだ定着していないが、最近の結果によってそれに同調する者が増えるかもしれない」と指摘した。

 また「もしアジア全体の基準がもっと高ければ、日本は、ブラジルと互角に渡り合うのにより適した状態になっていたはず」とも分析。日本は別のアジア諸国・地域との戦いで、自陣深く守備を強いられる試合がなく、アジア全体の競争力が影響しているとの見方を示した。

(THE ANSWER編集部)