スマホにおける文字入力は、毎日繰り返し行うだけあって、ちょっとしたテクニックをマスターしさえすれば、劇的に効率化できる可能性があります。逆にそうしたテクニックを知らないままだと、本来不要なはずの手間が毎日積み上がっていくことにもなりかねず、これは考えてみれば少々怖いことです。

【画像で解説】あなたは何個知っていますか? 「iPhoneのイライラ」をなくす、9つのTipsを見る

 今回はiPhoneを対象に、作業を確実に効率化できる、文字入力のTipsを集めてみました。あちこちで紹介されている初歩のTipsから、スマホに詳しい人でもあまり知らないプロ級のTipsまで、これまで知らなかったものがあれば、この機会にマスターしてみてください。


今回はiPhoneの文字入力を極めるための9つのTipsを紹介します。なお特に説明がない限り、日本語入力はかな入力(フリックのみ)での操作を前提としています

「カーソル位置の移動」をストレスフリーに

 iPhoneでの文字入力時、カーソルを思い通りの位置に移動させるのはなかなか難しいもの。

 こうした場合「空白」キーを長押しすることで、キーボードがタッチパッドに変化し、指を滑らせてカーソルの位置を自由自在に動かせるようになります。日本語ローマ字キーボードや英語キーボードでは「space」キーの長押しで同様の操作が行えます。

「カギカッコ」や「カッコ」を一瞬で入力する方法

 カギ括弧(「」)を入力する時、わざわざ「かっこ」と打ち込んで変換したり、あるいは数字キーボードに切り替えたりして入力してはいないでしょうか。

 日本語かなキーボードを使っているようならば、これらは「や」を左右にスワイプすることで簡単に入力できます。カギ括弧の前後を連続入力すると、カーソルが自動的にその間に移動してくれるので、続けてカッコ内の文章をすばやく入力できるのも便利です。

アルファベット大文字」を連続で入力するには?

 英語キーボードでアルファベットの大文字を入力する場合は、左下の上向きの矢印マークがついたキーをタップしたあとに入力しますが、1文字入力すると元の小文字に戻ってしまいます。

この矢印キーに「ある操作」をするだけ

 大文字を連続入力したい場合、いつも大文字を入力する際にタップする、キーボード左下の矢印マークがついたキーをダブルタップすることで、矢印マークの形状が変化し、連続して大文字入力が可能になります。解除したい場合は、もう一度タップすればオーケーです。

「文章のコピペ」など、範囲を指定する際のストレスをなくすには?

 文章のコピペなどでiPhoneで文字列の必要な範囲が選択できず、イライラするのはよくある話。ここで知っておきたいのが、文章をダブルタップすれば「単語」が、トリプルタップすれば「段落全体」が自動選択される仕組みです。

 これらを知っておけば、長い範囲を選択する場合でも、トリプルタップで段落全体を選択してから範囲をドラッグして狭めたり、あるいはダブルタップで単語を選択してから範囲を広げたりといった具合に、作業がグンと楽になります。

「変換を間違えた漢字」を再変換するのは、意外と簡単

 iPhone日本語入力システムの強みの1つに、漢字の再変換が容易なことが挙げられます。漢字を範囲選択すると、その再変換候補が下段に表示されますので、それをタップするだけで正しい変換に置き換えることができます。

 間違った変換を手入力で修正する作業が激減しますので、前述の範囲選択のワザと併用して効率を上げたいところです。

「〇月△日」「×時□分」……時刻や月日は「数字だけ入力」でオーケー

「〇月△日」や「×時□分」のような時刻や日付を入力する場合、単位なしで数字4桁だけ入力すれば、単位が自動追加されて変換候補に表示されます。例えば「1145」と入力すれば「11時45分」「11:45」という候補が表示されますし、「1225」と入力すれば時分に加えて「12月25日」「12/25」といった月日の候補も表示されます。

 このほか桁の多い数字の入力では3桁ごとに「,」の入った候補が表示されたりもします。

住所もいちいち入力する必要なし

「1000001」と入力すれば、「東京都千代田区千代田」へと自動的に変換されるなど、7桁の数字を郵便番号とみなして住所に変換してくれるのも、知っておくと便利な機能です。

 これに加えて「〒100-0001 東京都千代田区千代田」まで変換候補として表示してくれますので、住所入力の効率が格段にアップします。

「全国1位」「〇〇町2丁目」真ん中に数字を含む単語を、キーボードを切り替えず入力するには?

「全国1位」など、真ん中に1文字だけ数字が入っている単語を入力する場合、いちいち数字キーボードに切り替え、再び戻していないでしょうか。

 この場合、かなキーボード左上の「☆123」を押したまま目的の数字までドラッグして指を離すことで、キーボードを切り替えなくても数字を入力できます。しかも指を離した瞬間に元のかなキーボードに戻りますので、以降の文章もスムーズに入力できます。「〇〇町2丁目」など住所の入力などでも役立つワザです。

読み方が分からない漢字を入力するには?

 読みが分からない漢字の入力方法が分からず、途方に暮れたことはないでしょうか。

 手書きキーボードを有効にしておけば、手書き入力パレットを使い、見知らぬ漢字であっても指先で画面をなぞっての入力が可能になります。なお常に手書きキーボードを有効にしているとキーボードの切り替えが面倒になりますので、必要な時だけ有効にすることをおすすめします。

(山口 真弘)