試合後、小川航基(右)ら選手たちを慰める森保一監督(カメラ・山崎 賢人)

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◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ブラジル2ー1日本(29日、ヒューストン競技場)

 FIFAランク18位の日本は、同6位のブラジルに後半アディショナルタイムに決勝点を奪われて1―2で敗退。3大会連続の16強進出を逃した。残り1分の悲劇。逆転負けは24年2月のアジア杯準々決勝のイラン戦以来2年ぶりとなった。前半にMF佐野海舟の右足ミドルで先制したものの、後半にカゼミロのゴールで同点。1―1のまま延長戦突入と思われた同アディショナルタイムに、FWマルチネリに決勝ゴールを決められた。

 前回の22年カタール大会では16強でクロアチアに1ー1からのPK戦の末に敗れていた。今回も強豪ブラジルと接戦を繰りひろげるも、最後の最後に力尽きた。ただ、歴代最多5度の優勝を誇る“王国”に善戦したことで、森保一監督は「ブラジルとの力関係は間違いなく縮めてこられている。ブラジルがどうこうではなく、世界のトップ基準に間違いなく日本も近づいてきている感覚ではいます」と、4年間で培ってきた成長を語った。

 これまでのように、守備一辺倒になりながらワンチャンスを決めるのではなく、日本主導で攻撃することもできるようになった。森保監督も「感覚としては、日本がコントロールできる時間も長くなり、かつ守備ではいっぱいいっぱいだったところが、しっかりと受けられるようになった」と評価。だが、32強敗退という結果には「ただし、勝っていくためには攻守でさらに力をつけなければいけない」と課題を提示した。