亀梨和也と田中みな実

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 俳優の亀梨和也と元TBSアナウンサーで女優の田中みな実が結婚と第1子妊娠を電撃発表した。交際を報じられながらも、一度もツーショット写真を撮られずにゴールインを迎えたことにプロ意識の高さを感じさせる。これまで取材してきた担当記者が人柄を紹介する。

 2023年にNHK BSで放送された初主演ドラマ「悪女について」のタイミングで田中をインタビューした。TBSアナウンサー時代の“ぶりっ子キャラ”や写真集を大ヒットされた“美のカリスマ”の印象が強かったが、直接対面して、とても繊細で、芯の強さを秘めた人だと思った。

 撮影の手応えを尋ねても、飛び出すのは反省の弁ばかり。気付いたら涙をポロポロと流していた。「監督から『OK』と言われても『本当はOKじゃないけど、もういいです』と言われている感じがする。でも、自分から『もう一回お願いします』と言える自信もない。仕事って、やればやるほど、手応えをつかむものだと思っていたけど、お芝居は難しくて、焦燥感にさいなまれる」。それでも「悔しさが毎回あるから楽しい」と必死に前を向いた。

 TBSを退社した時点では「女優になろう」という意識はなかったという。一本気で中途半端なことは嫌いな性格。オファーに応える形でドラマに出演するうちに「やり始めたからには、何かしら結果を残さないと恥ずかしい」と心境が変化した。向上心も芽生えて「小手先ではないスキルを身につけて、女優だと胸を張って名乗れるようになりたい」と絞り出すように語った。

 美容や健康の意識が高く、ドラマや映画の撮影現場に容器に詰めたフルーツを自宅から持参することも。後輩思いの“姉御肌”の一面もある。共演経験のある若手女優がSNSに「水筒が壊れた」と投稿すると、直後に田中から「Amazonで新しい水筒を買って、自宅に届くように手配したから」とメッセージが来たという。

 そんな、さりげない心遣いが、亀梨のハートをつかんだのかもしれない。(有野 博幸)