【柔道】阿部一二三「必ず勝ってくれる。2―1」侍ブルーのブラジル撃破を予言 GP青島大会から凱旋帰国
柔道男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)が29日、グランプリ青島大会(中国)を終えて羽田空港に帰国。今月から28年ロサンゼルス五輪に向けてポイントレースが始まる中、10月の世界選手権(バクー)の前哨戦で5試合を勝ち抜いて優勝し、「気持ちはより入った。危なげなく勝てた。世界選手権へまだまだ調子は上げられる」と手応えを口にした。
一本勝ちは5試合中2試合にとどまったものの、「落ち着いて相手を見て柔道をしようと思った中で、徹底できた」と振り返った通り、安定した試合運びが光った。一方、今年から有効の範囲が広がり、明確に投げられなくても倒されるだけで相手にポイントが入るリスクが高まっている。モンゴル選手との準々決勝ではゴールデンスコアの延長戦にもつれ込んでおり、「リスクがある。(4分間の)本戦で決めるつもりで世界選手権に臨みたい」と気を引き締めた。
豪快な立ち技で一本を奪うのが阿部の最大の武器。柔道の魅力でもあるだけに、「え、これで?という試合もあった。五輪など、たくさんの方が見てくれる試合で、みんなが納得するのか。本来の柔道ではない。こかし合いになってしまう」と私見も。それでもロス五輪までは現行ルールが適用される可能性が高いだけに、「こけただけに有効なので、慎重にいきたい」と話した。
疲労を抱えての帰国となったが、日本時間30日午前2時にはサッカー日本代表が決勝トーナメント1回戦のブラジル戦を迎える。MF堂安律とはプライベートでの交流もあるという阿部は、「応援したい。必ず勝ってくれると信じている」とライブ観戦を宣言。気になるスコアは「2―1とかですかね」と予言した。

