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1700人以上が犠牲になった岡山空襲から、きょう(29日)で81年になります。その悲惨な過去を後世に伝えるために。地域の小中学生らも参加した戦没者追悼式典が、岡山市北区で開かれました。

【写真を見る】「平和であってほしい…ただそれを祈るばかり」岡山空襲から81年 小中学生らも参加し戦没者追悼式典が開かれる

(吉備中学校 山根昂大さん)「私たちは互いに思いやり笑顔で生活し、二度とこのような悲劇を起こさないことを心に誓い、平和へのメッセージといたします」

式典に参列した中学生の代表が、平和への決意を述べました。81年前のきょう(6月29日)、岡山市は空襲に見舞われ、約9万5000発の焼夷弾で市街地の大部分が焼失。1700人以上の命が失われました。市は、空襲があった6月29日を「岡山市平和の日」と定め、毎年、戦没者追悼式を開いています。

(大森雅夫岡山市長)「個人の尊厳が尊重され、互いに違いを受け入れ、多様な文化や価値観が尊重される社会を満たし、行動していくことが必要だと考えます」

(参列した遺族)「平和であってほしい。ただそれを祈るばかりです。こういう悲惨なことがないように、受けついで知っていただいて」

司会を務めたのは…

戦後81年が経ちました。多い時には1000人以上の遺族らが参列していたものの、高齢化が進み、去年は約350人に…。岡山市は市内の小中学生約300人を式典に招くとともに、高校生に司会を任せることで、戦争の悲惨さと平和の尊さを後世に伝えたいとしています。

(参列した中学生)「戦争の悲惨さを少しでも知って伝えていくことで少しでも変わると思っています」

(参列した中学生)「自分たちは(戦争を)体験していないので、どんなことがあったのか具体的には分からないけど、『戦争をしない』とかは自分たちでもできることなので、そういうことを考えていきたい」

(合唱した児童)「戦争は皆の未来を奪うものなので、それを止めていかなきゃならないという意思を、きょう実感できました」

(参列した遺族)「子どもたちにたくさん出席していただいているので、関心を持っていただければありがたい。今は『平和』に慣れているから。こういうこと(戦争)があったんだということを知っていただければ」

忘れてはいけない記憶を次の世代に。改めてその大切さを見つめなおす81年目の夏です。