キャラ造成は中身が大切!読者は窮地でのひたむきさや前向きさに共感し応援する!【プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑】
キャラ造成は中身が大切!読者は窮地でのひたむきさや前向きさに共感し応援する!
かっとう[英:Conflicted]
葛藤の意味
心のなかに相反する感情が生まれ、どちらを選ぶか迷うこと。
葛藤の類語
苦慮 相克 苦悶 もつれ せめぎ合い 対立 衝突 矛盾 ジレンマなど
葛藤における体(フィジカル)の反応
まばたきの回数が増える
頭をかきむしる
唇を触りながら考えこむ
視線がさまよう
険しい表情
じっとしていられない
身なりに気を使わない
質問に曖昧な返答をする
会話のキャッチボールができない
よく考えずに謝罪の言葉をいう
何か口にしながらもやめる
無意識に首を横に振る
何度も頬を膨らませたりしぼませたりする
貧乏ゆすりをする
舌打ちを繰り返す
頭が締めつけられるように痛む
胃がキリキリと痛む
葛藤における心(メンタル)の反応
体が重く感じる
複雑な心境をすべて口に出したくなる
静かで穏やかな環境に身を置きたくなる
集中力が低下する
視界がぼやける感覚
ネガティブ思考
自分に自信がなくなる
悩み以外のことに関心がなくなる
まわりの人の意見を精査しようとする
理路整然とした思考ができなくなってしまう
今の時代、キャラ造成は外見よりも中身が大切
かわいい子には旅をさせよ、と昔からいいますが、恋愛小説でも、ファンタジーでも、ミステリーでも、バトルモノでも、とにかく主人公には「葛藤」させてください。
Q:なぜ「葛藤」させたほうがよいのでしょうか?
A:それはキャラ造成が深くなるからです。
昨今の物語の潮流は、ストーリーよりもキャラ造成に重きを置いた創作のほうがウケる傾向にあります。とりわけ小説では、性格や人間性を表す“内面造成〟が重要視されます。一方で読者は、ここぞという窮地でのひたむきさや前向きさに共感し、応援したい気持ちになるもの。よって魅力的な性格や人間性を描くには、悩んだり苦悩したりする局面での在り方を利用します。「葛藤」させれば人は切羽詰まりますから、 そこでいい人としての言動を印象づければキャラ造成に成功します。SAVE THE CAT の法則に似ていますが「葛藤」からの好転は、まず間違いありません。
出典:『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑』秀島迅
