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 歌手、俳優として長年にわたり活躍し、91歳で死去した美輪明宏さん。所属事務所は29日、お別れの会や偲ぶ会は開催しないと発表した。近年はファンとの別れの場が設けられることが一般的だが、今回の発表には美輪さんらしい美学がにじみ、多くの反響を呼んでいる。

 発表によると、故人の遺志を尊重し、葬儀は家族や近親者のみで執り行われる。また、香典や供花、供物についても辞退する意向が示された。

 芸能界では、大物俳優や歌手の死去後にお別れの会や偲ぶ会が開かれ、多くのファンや関係者が最後の別れを告げる機会が設けられることも少なくない。一方、美輪さんは公的な追悼の場を設けず、静かに見送られることを望んだ。

 美輪さんは生前、「愛」や「思いやり」を人生のテーマとして語り続け、派手な演出よりも人の心を重んじる姿勢を貫いてきた。美輪さんの意志には「なんとも故人らしい考え」「“お別れ会や偲ぶ会の予定はございません。”というところがキッパリしていて美輪さんらしい」と、多くの反響が寄せられた。