サーキュレーションは5月27日、「プロ人材実態調査」の結果を発表した。調査は2025年12月26日〜2026年1月5日、外部のプロとしてフリーランス・副業・起業で働く個人500名を対象にインターネットで行われた。

生成AIの活用状況

生成AIの活用状況を聴取したところ、1年以内に特定の業務を受けたプロ人材の39.2%が「日常的に活用」または「活用拡大中」であることが明らかに。一方、特定業務を1年以内に受託していない非稼働層は24.1%、本業専従層・その他は19.8%にとどまり、副業・フリーランス・起業として確立し、自身で案件を獲得できるプロほど、生成AIを業務に積極的に取り入れている実態が浮き彫りとなった。

外部のプロ人材の生成AIによる市場への影響

続いて、「生成AI活用スキルを身に着けることは、副業・フリーランス業・起業人材にとって、市場価値(単価・案件獲得数など)にどのような影響を与えると思いますか?」と尋ねたところ、該当プロ人材の42.8%が「市場価値を維持・向上させるための必須条件」と回答し、非稼働層と14.9ptの差をつけた。特にフリーランスや起業家においてその傾向が強く、AIを使いこなせないことが競争力の直接的な損失に直結するという危機感がうかがえる。

さらに「生成AIスキルよりも本質的な専門性が重要」(19.1%)、「いずれ前提条件となり差別化要因ではなくなる」(15.5%)という回答も見られ、AIをすでに外部のプロとして備えるべき標準インフラと捉えている層が存在することもうかがえた。

生成AIの活用によって生まれた時間の使い方

また、生成AIの活用によって生まれた時間の使い方を聞くと、該当プロ人材の41.9%が「高付加価値業務へのシフト」、40.9%が「新スキル習得」に活用していることが明らかに。いずれも他グループよりスコアが10pt以上高く、高い専門性を持つプロほど、AIが生み出す余白を自己研鑽と付加価値向上に充てていることがわかった。