第100回箱根駅伝で4区を任され、小田原中継所でたすきをつなぐ国士舘大の西田大智(左)

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 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会が19日、立川市などで行われる。

 前回100回大会の予選会では13枠だった本大会の出場枠が、今年は10枠と例年通りに戻り、出場する43チームの激戦が予想される。

前回本大会は12位

 国士舘大は今年1月の本大会は総合12位で、惜しくもシード権を逃した。チームは本大会9位の目標を掲げ、西田大智駅伝主将(4年)は「まず予選会を5位以内で通過し、本大会につなげる」と闘志を燃やす。

 チームには、今年の本大会に出走したメンバーが8人残っている。ただ、3区を走った主力の一人、生駒直幸選手(3年)の調整が間に合わず、今回の予選会出場を見送った。だが、西田主将は「生駒がいない分、チーム全体で頑張ろうという気持ちは強い」と話す。

 練習では各選手が月に平均750〜800キロを走り込み、タイムを意識した走りも取り入れた。小川博之駅伝監督は「まとまったチームになった。予選会は堅実な走りをしたい」と話す。