俳優の鈴木亮平が主演を務める、劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の続編制作が決定したことが19日、明らかになった。

劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』

2021年7月期に、TBS日曜劇場枠で放送されたドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』。

最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム・TOKYO MER。彼らの活躍を描いた物語は、「新たな形の救命医療ドラマ」として多くの感動を生んだ。放送終了後も熱いチームワークや衝撃的なストーリー展開に魅入られた視聴者の方々から、続編や映画化を切望する声が数多く寄せられ、昨年4月に劇場版第1作目が公開。興行収入45.3億円の大ヒットを記録していた。

前作ではTOKYO MERのチーフドクター・喜多見幸太役の鈴木をはじめ賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、フォンチー、菜々緒、仲里依紗、石田ゆり子ら、ドラマ版キャスト陣が出演。さらに、新メンバーに杏とジェシー(SixTONES)という新キャストを迎え、横浜・みなとみらいを舞台に横浜市や周辺大型施設、そして横浜市消防局の全面協力のうえ、かつてないほどの大規模な撮影が実現した。横浜のシンボル・ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など日本有数の観光名所でもある実際の建物を使用し、TOKYO MERメンバーや、新設されたライバル組織・YOKOHAMA MERの活躍が描かれた。

そして、このたび劇場版『TOKYO MER』の続編制作が決定。制作陣にはドラマシリーズから引き続き松木彩監督、そして映画『キングダム』シリーズや映画『グランメゾン・パリ』など話題作を手掛ける脚本家・黒岩勉らオリジナルメンバーが再集結した。

コメントは以下の通り。

○鈴木亮平

この度、劇場版『TOKYO MER』の続編映画が決定いたしました。

全て『TOKYO MER』シリーズを愛してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。

またあの激しい戦いの日々が戻って来るのかと思うと身が引き締まる思いですが、MERの仲間と、新たなキャストと、そしてスタッフ全員と力を合わせて前作を超える作品にしてみせます。是非楽しみに待っていてください。

前作は横浜が舞台でしたが、今作もまた新たな地域が舞台となります。それは果たしてどこなのか、どんな新たなMERが登場するのか、注目してお待ちいただければ幸いです。

2025年公開予定です。お楽しみに!

(C)2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会

【編集部MEMO】

映画『まる』ストーリー…美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。