ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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大谷翔平が48号

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打2打点でチームは9-11で敗れたが、右越え48号2ランを放ち、アジア勢単独最多のMLB通算219本塁打をマークした。史上初を“6度更新”する「48本塁打&48盗塁」を達成。米ファンは「文字通り前代未聞だ!」と衝撃を受けている。

 大谷の一振りが敵地の観客も立ち上がらせた。0-4の3回1死一塁。先発マコーガンの3球目を強振した。グングン伸びた打球は右翼2階席に着弾。打球速度105.3マイル(約169.5キロ)、飛距離402フィート(約123メートル)の豪快弾だった。

 大谷は史上初の「43-43」を達成。以降は本塁打、盗塁ともに5個ずつ積み上げ、そのたびに史上初を更新してきた。今回で6度目だ。米国のデータ分析会社「コディファイ・ベースボール」の公式Xは「これらの数値達成メンバー(1シーズンでの本塁打と盗塁数)」と題し、「35-35」から順に達成人数を以下の通り紹介している。

35-35: 22
36-36: 19
37-37: 16
38-38: 11
39-39: 10
40-40: 6
41-41: 4
42-42: 2

 43-43からは大谷のみ。以降の達成人数は48-48まで「1」が並んだ。幾度も塗り替える大偉業に対し、米ファンは「文字通り、前代未聞だ!」「オオタニは既にMVPだね」「本当に驚異的だ」「他のこんなことができる投手はいないだろうね(笑)」「今季彼が50-50達成して、いつかサイ・ヤング賞も獲ったら…彼は史上最高の選手だ。議論の余地なし」と衝撃を受けている。

(THE ANSWER編集部)