サッカー欧州チャンピオンズリーグ、リーグフェーズ第1節、バイエルン・ミュンヘン対ディナモ・ザグレブ。チーム4点目を決めて喜ぶバイエルン・ミュンヘンのハリー・ケイン(2024年9月17日撮影)。(c)Alexandra BEIER / AFP

写真拡大

【AFP=時事】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)は17日、リーグフェーズが開幕し、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)はホームでディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb、クロアチア)に9-2で圧勝した。1試合9得点は大会新記録。ハリー・ケイン(Harry Kane)がPK3本を含む4ゴールを挙げた。

 ケインは19分に先制のPKを決めると、後半に3得点を奪ってチャンピオンズリーグ通算33ゴールとし、ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)の30ゴールを抜いてイングランド出身選手の最多得点記録を更新した。

 後半は負傷したGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が交代し、荻原拓也(Takuya Ogiwara)らに立て続けにゴールを許して一時は2-3まで詰め寄られる厳しい時間帯もあったが、そこからこの試合がチャンピオンズリーグ初出場となったマイケル・オリーセ(Michael Olise)の2発とラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)、リロイ・ザネ(Leroy Sane)、レオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)のゴールで大勝を飾った。

 ケインは試合後、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「素晴らしい試合だった。少しクレイジーなくらいだ」「(PKで)1試合3ゴールを決めたのは初めて。あまりあることじゃない」と話した。

 これが指揮官としてチャンピオンズリーグのデビュー戦となったヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)監督は「2失点を喫した後も落ち着いていた。理想的ではないが、何が起きたかは分かっているし、どう取り組んでいけばいいかも理解している」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
リバプールがミランに快勝 敵地で白星発進 欧州CL
エムバペ得点のレアルが白星発進 シュツットガルト下す 欧州CL
バイエルンが8発大勝でCL4強、バルサは記録的な敗戦