ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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米スポーツ専門局「ESPN」が特別演出

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手をアメコミ風に仕上げた米放送局の演出が話題を呼んでいる。米スポーツ専門局「ESPN」で全米中継された15日(日本時間16日)の敵地ブレーブス戦。試合中には大谷のこれまでの偉業をまとめるアニメーションが登場した。「ABEMA」など日本の中継でも放送され、「これが最もキュート」「最後のウインクとグラサンが」と日米ファンの注目を集めている。

 独特な画風だ。イニング間にたびたび大谷に関する特集が組まれた15日のESPN中継。その中でも注目を集めたのが「THE LEGEND OF SHOHEI(ショウヘイの伝説)」と題されたアニメーション。実況が「30歳のショウヘイ・オオタニという素晴らしい贈り物のおかげで、200年近いこの競技の中で私たちが今まで見たこともないものを見ることができています」と切り出し、これまでの偉業を紹介した。

 エンゼルス柄のアメコミヒーロー風衣装を着用した大谷が映し出される中、2022年の「30本塁打&10勝」、2021年の「30本塁打&100奪三振」という前人未到の記録を回顧。「一方、今年は……」と表示されると、ドジャース柄のスーパーマンに変身した大谷が登場した。「50本塁打? 50盗塁?」と史上初の「50-50」に迫っていることに言及。「LEGENDARY(伝説的)」とまとめられた。

 最後は「ショウヘイ・オオタニはオンリーワン」というナレーションとともに、ドジャースのジャケットを着た大谷がウインク。ティアドロップ型のサングラスをスチャっとかけた。一連の映像は「ABEMA」など日本の中継でも流れ、ネット上でも拡散。X上の日本人ファンは「サウスパークに出てきそう」「最後のウインクとグラサンが」「サングラスがジワるw」と笑撃を受けていた。

 米ファンの間でも「今日ESPNはブレーブス戦中にたくさんオオタニに捧げる映像を出していた。そしてこれが最もキュートなものだった」「これはとてもクールだ」と話題になっていた。

(THE ANSWER編集部)