日本時間23時に発表になった9月調査分のミシガン大消費者信頼感指数の速報値は69.0と予想を上回った。前回は消費者センチメントが5カ月ぶりに改善していたが、2ヵ月連続で上昇している。インフレ鈍化と利下げ期待が消費者のセンチメントを改善させている模様。

 ただ、為替市場はドル売りの反応が見られ、ドル円は140.30円付近まで一時下落。同時に発表になった1年先のインフレ期待が2.7%と前回から低下し予想も下回ったことがドル売りの反応に繋がった模様。ただ、140円に接近すると押し目買いも見られるようで、直ぐに140円台半ばに買い戻されている。

*ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(9月)23:00
結果 69.0
予想 68.2 前回 67.9
・1年先のインフレ期待
結果 2.7%
予想 2.8% 前回 2.8%
・5-10年先のインフレ期待
結果 3.1%
予想 3.0% 前回 3.0%

USD/JPY 140.51 EUR/USD 1.1093

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美