サッカーコートジボワール代表でプレーしたスレイマン・バンバ(2013年11月16日撮影)。(c)FADEL SENNA AFP

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【AFP=時事】サッカーコートジボワール代表でDFとしてプレーしたスレイマン・バンバ(Souleymane Bamba)氏が、39歳で死去したことが31日に元所属クラブから発表された。

 バンバ氏はイングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のカーディフ・シティ(Cardiff City)で現役選手としてプレーしていた2021年に非ホジキンリンパ腫と診断されたが、化学療法を受けて復帰。亡くなるまでは引退してトルコ2部のアダナスポル(Adanaspor)でコーチを務めていた。

 アダナスポルはSNSで、バンバ氏が30日の試合前に体調を崩して病院へ運び込まれたが、帰らぬ人となったことを発表。「ご家族とわれわれのコミュニティーにお悔やみ申し上げる」とメッセージを寄せた。

 フランス生まれのバンバ氏は、同国リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris St Germain、PSG)でプロキャリアをスタートさせた後、スコットランドを経てイングランドやトルコ、イタリアでプレー。リーズ・ユナイテッド(Leeds United)では主将を務め、カーディフでは100試合以上に出場し、プレミア昇格に貢献した。

 リーズは「われわれの元キャプテン、ソル・バンバが39歳で逝去したとの知らせに衝撃を受けている」と発表。カーディフも深い哀悼の意を表し、「選手として、またコーチとして、ソルはわれわれのクラブに計り知れない影響を残した。われわれ全員のヒーローで、どのチームでもリーダーにして本物の紳士だった」と述べた。

 合計46キャップを刻んだ代表では、2008年の北京五輪や2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場し、ブラジルW杯では日本とも対戦した。

【翻訳編集】AFPBB News

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