歴史に残る激闘となったフランス対スペインのファイナル。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 文字通り、激闘だった。

 現地8月9日に開催されたパリ五輪・男子サッカーの決勝戦で、開催国フランスとスペインが相まみえた。フランスが先制した後に、スペインが3得点。フランスが2点差を追いつき、突入した延長戦でスペインが2ゴールを奪う。壮絶な打ち合いは5−3でスペインに軍配があがった。

 歴史に残る一戦だったのは間違いない。試合を生中継したNHKで実況を務めた吉野真治アナウンサーは試合後、「真夏の夜の夢、素晴らしい戦いを見せてくれました」と両チームの健闘を称えた。

 吉野アナウンサーは延長戦の途中にも「本当に、観ている人を楽しませる、お互いの持ち味が存分に出ているゲーム。真夏の夜の夢ですね」と感情たっぷりに伝えている。
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“真夏の夜の夢”というフレーズはインパクトがあったのか、SNS上では「後からジワジワきてる」「NHKで聴けるとは思わなかった」「少しくさいセリフも納得させられるくらいの好試合」「トレンド入り決定」「骨まで溶けるような テキーラみたいな接戦」など反響があった。

 手に汗握る熱戦を制したスペインが、32年ぶりの金メダルに輝いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部