被害深刻増加傾向 2023年富山県内児童ポルノ検挙数
県内では2023年、児童ポルノの検挙数が過去5年で最多となりました。SNSを原因とする被害もあり、県警が警戒を強めています。
県警察本部のまとめによりますと、県内で2023年警察が検挙した児童ポルノ事件は31件で、2019年から倍近くに増え、過去5年間で最も多くなりました。
被害に遭った児童の数は17人とこちらも過去5年間で最も多く、このうち2人がSNSに起因する被害だったということです。
一方で、児童買春の検挙数は14件とほぼ横ばいでした。
県警は、今後の対策として児童買春、児童ポルノ製造など悪質な事件の取り締まりや学校や関係機関、団体との連携を強化するとしています。