櫻井翔、性加害報道で“キャスター失格”の烙印押される窮地に頼った「ジャニーズではない心強い先輩」
国連の人権理事会が調査チームを派遣するなど、いまだ収束が見えない、故・ジャニー喜多川氏による“性加害問題”。ジャニーズ事務所の対応に世間から厳しい視線が向けられるなか、所属タレントたちの動向にも注目が集まっている。報道番組『news zero』（日本テレビ系）の月曜キャスターを務める櫻井翔も、例外ではない。
【写真】櫻井パパの俊氏、官僚・電通副社長を経て財団法人理事長になっていた
「5月14日、ジャニーズ事務所は性加害問題を巡って公式サイトで見解を発表し、藤島ジュリー景子社長の謝罪動画が公開されました。この日は日曜日だったため、翌日の『news zero』に出演予定だった櫻井さんが、この件に対して、どのようにコメントするのかが注目されたんです」（スポーツ紙記者、以下同）
当日の放送では、性加害問題について触れられるも、櫻井のコメントはナシ。メインキャスターの有働由美子が、
「この件については、番組で話し合って私が話します」
とし、見解を述べた。
「櫻井さんに関心が集まっていただけに“キャスターとしての責任を果たしていない”などと批判がありました。その後、被害者の告白が相次いだことで報道は過熱していき、東山紀之さんなどの現役ジャニーズ勢も言及するように。その流れを受け、日テレ局内では“櫻井クンも何かしらのコメントを発しなければならない”となったようです」
《あらぬ臆測を呼び、今回の問題の対象となってしまうことは何よりも避けなくてはいけない》
6月5日の放送で、櫻井は2分強にわたってこの件についての見解を述べ、厳しい世論を見事収めたのだった。窮地に追い込まれた状況だったが、実は櫻井には心強い先輩がいたという。
櫻井が頼りにする元NHKキャスター
「まじめな櫻井さんですから、社会事件なども扱うキャスターとして、そしてジャニーズの一員として言葉ひとつひとつを熟考しながら、生放送用のコメントを作成していました。その過程で彼がいちばん頼っていたのが、有働さんだったんです」（日本テレビ関係者、以下同）
2018年から、櫻井と有働は同番組で共演。有働はNHK時代からジャーナリズム精神を買われてきた。
「もちろん、日テレ関係者との打ち合わせはありましたが、具体的に“この部分はこうしたほうがいい”“この表現は変えたほうがいい”など、2人きりで内容を練っていたそうです。間近で見てきて、ひとりのジャーナリストとして尊敬しているのでしょう。だからこそ、有働さんに真っ先に相談したのだと思います」
師弟キャスターコンビで番組への心配はゼロ!
