「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の11日午前11時現在で、スマサポ<9342.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。

 この日の東京株式市場で、スマサポは反落している。同社は昨年12月に上場した直近IPO銘柄で、不動産管理会社向けソリューションの提供を手掛ける。10日の取引終了後に発表した上期(22年10月~23年3月)決算は、売上高が9億6900万円、営業損益が4200万円の赤字で着地した。

 入居者アプリ「totono(トトノ)」の契約社数は堅調に推移。ただ、入居者満足度調査サービス「スマサポサンキューコール」の他社への導入開始が遅れ、先行して受託体制を強化したため営業損益は赤字となった。通期で増益を見込んでいるだけに、上期時点での赤字がネガティブ視され、株価下落とともに売り予想数が上昇したようだ。

出所:MINKABU PRESS