ひな祭りや結婚式などに欠かせない縁起の良いハマグリ。
貝の柄の組み合わせが対になっているもの以外は存在しないということから慶事に使われています。なんだかロマンチックですね。

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そんなハマグリといえば主にお吸い物ですが、上品な出汁が出るのでそれ以外にもいろいろな味わい方があります。

この記事では、ハマグリのお出汁を味わう幸せ溢れるお料理をご紹介します。

■「ハマグリのアクアパッツァ」

E・レシピ


ハマグリの旨味がたっぷり詰まった「ハマグリのアクアパッツァ」。ガーリックとオリーブオイルに負けない品のあるお出汁は、ため息ものの美味しさです。タラの旨味も相まって最後の一滴まであじわえる魔法のレシピ。最後はパスタを絡めたり、お米を入れてリゾットにしたり、バケットを浸したりお好みで。また、菜の花など春の野菜を入れても美味しく仕上がります。

■「ハマグリと菜の花のスープパスタ」

E・レシピ


ハマグリから出る上品なおだしをパスタがしっかり吸い込んで見事な美味しさの「ハマグリと菜の花のスープパスタ」。また、春が旬の菜の花も入ることで、栄養価も上がり、季節感を演出する事ができます。残った汁はリゾットに変身させたりバケットを浸すのも◎一皿で二度美味しいハマグリのスープパスタ。

■「ハマグリのミルクスープ」

E・レシピ


クラムチャウダーのハマグリバージョンは、上品なお出汁とカボチャの甘味、ミルキーな牛乳がマッチしたほっこり食べ応えのあるスープです。焼いたバケットを底に敷いてパングラタン風に頂いても良いですね。

■「ハマグリの詰め焼き」

E・レシピ


縁起物のハマグリの殻を器風に生かした「ハマグリの詰め焼き」は、鶏ひき肉と刻んだハマグリの身を貝殻に詰めて、グリルで焼き上げた新しい一品です。

ハーブ類を混ぜたパン粉をつけて、洋風なアレンジにしても◎。潮汁を作った際に出た貝殻を使っても良さそうです。写真映えする春を感じる一品です。

■「ハマグリと菜の花のリゾット」

E・レシピ


ハマグリから出る塩味の効いたお出汁がたまらない美味しさです。リゾットを美味しく作るポイントは少し芯が残る程度に煮ること。あまりかき混ぜ過ぎないように作ってみてくださいね。

身が大きくなる春が一番美味しいと言われているハマグリ。縁起物と言われていることもあり、食べると心も体もハッピーになりますよ。

(豊島早苗)