県は現在建設中の広島高速5号線について、来年度中の完成は難しいという見方を示しました。

広島駅北口から温品ジャンクションを結ぶ広島高速5号線。県はこれまで来年度中の完成を目指していました。

14日の県議会で2018年9月に始まった二葉山トンネルの工事について、岩盤が硬くボーリング作業に時間がかかっていることなどから、完成予定時期が遅れる見込みと報告しました。

県土木建築局道路企画課 長田和久課長「今後の掘削の見込み等を踏まえると、令和4年度の本線完成が困難な状況となっているところでございまして、引き続き住民の安全・安心の確保を第一に工事を進めてまいります」

県は今後、完成の見通しが立ち次第報告を行うとしています。