「味つけ黄金比率」でおいしく! ふわとろ卵の親子丼のレシピ
なんとなーく味つけして、おいしかったりイマイチだったり。そんな人にオレぺから提案したいのが、いつでも100%味つけに成功する魔法の配合! 名づけて「味つけ黄金比率」。量りやすく、覚えやすいよう、できるかぎりシンプルな配合に。試作を重ねたオレぺの自信作なんです。
たとえば、基本の「親子丼」の味つけなら。
どんな味?
王道の甘辛しょうゆ味。濃いめの甘じょっぱさでご飯がすすむ丼つゆです。2 人分としては少し量が多く、つゆだくぎみになるので、好みで調整を。
レシピ
親子丼
とろっ、ふわっとした卵の「半熟感」が絶妙! 甘じょっぱいつゆと、鶏もものうまみで、食べごたえも満点です。
材料(2人分)
卵 3個鶏もも肉(小) 1枚(約200g)玉ねぎ 1/2個(約100g)温かいご飯 どんぶり2杯分(約400g)〈丼つゆ〉 だし汁 1/2カップ しょうゆ 大さじ2 みりん 大さじ2 砂糖 大さじ1 三つ葉 適宜下準備
・玉ねぎは縦に薄切りにする。
・三つ葉は根元を切り、長さ3cmに切る。
・鶏肉は余分な脂肪を取り、小さめの一口大に切る。
作り方
1. 2人分の具をつゆで煮る
直径約20cmのフライパンにつゆの材料を入れて混ぜ、中火にかける。煮立ったら、玉ねぎ、鶏肉を加え、ときどき返しながら6分ほど煮て火を止める。
2. 卵黄を取り分け、卵をざっと溶く
卵をボールに割り入れ、卵黄1個分をそっと取り出してとっておく。菜箸で卵を5〜6回混ぜて粗く溶く。白身の大きなかたまりがなくなったら(写真参照)、すぐに混ぜるのをやめる。器に温かいご飯を盛る。
〈POINT!〉
卵はとにかく「混ぜすぎない」こと! 残しておいた白身のかたまりが、仕上がりのとろっとした食感につながります。
3. 1人分ずつ卵とじにする
フライパンの鶏肉、玉ねぎ、煮汁の各1/2量を取り出す(煮汁の1/2量の目安は約大さじ4)。残りの具と煮汁を中火にかける。煮立ったら溶き卵の1/2量を回しかけ、すぐにふたをして、30秒〜1分煮る。ときどきフライパンを揺らし、卵が鍋肌にくっつくのを防ぐ。
4. ご飯にのせ、卵黄をかける
フライパンを傾け、具をずらしながらご飯にのせる(むずかしければ、具を下からフライ返しで支える)。とっておいた卵黄を溶いて1/2量を回しかけ、三つ葉の1/2量を添える。残りも同様に仕上げる。
(1人分747kcal、塩分3.2ɡ)
こんなふうに
あらゆる基本料理には
【味つけ黄金比率】があるんです。
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基本の料理12品【味つけ黄金比率】早見表
カルボナーラ、ペペロンチーノ
などのパスタや、
チヂミ、キッシュなどの
生地にも「黄金比率」が!
昔ながらの
基本料理だけじゃなく、
いまどきの定番も含む
100メニューの「黄金比率」を
1冊にまとめました。
「味つけ黄金比率」で基本の料理100
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