菅新総理誕生に韓国の反応…“安倍政権シーズン2”

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 菅新総理の誕生について韓国の反応です。ソウルからの報告です。

 (良永晋也記者報告)

 韓国には「土のスプーン」という言葉があります。これはお金や地位を持たない庶民層のことを指す言葉なんですが、当初、菅総理はこの土のスプーンだということで肯定的な見方、好意的な見方もありました。とりわけ菅総理が掲げている「脱派閥人事」で、変化の兆しと捉える向きもありました。これに注目されていたんです。

 ところが、ふたを開けてみると結局は「派閥の論理」を重視した人事だったと受け取られ、「安倍カラー」「右翼カラー」も変わっていないという論評も出ています。元々、小さかった期待がさらにしぼんだ形で、今や報道は「安倍政権シーズン2」など冷ややかです。

 また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は菅総理に祝賀の手紙を送るとみられていますが、前もって出された与党「共に民主党」のコメントでは「歴史認識」や「輸出規制」についてしっかりと釘を刺しています。やはり、「安倍路線の継承」をうたう菅総理を警戒しているというのが韓国側の本音だとみられます。