ブンデスPO後にファンの蛮行…ブレーメンの街で逮捕者、ハイデンハイムではチームバス襲撃

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 ブンデスリーガの昇降格プレーオフ・セカンドレグが6日に行われ、2部3位ハイデンハイムとFW大迫勇也が所属する1部16位ブレーメンが対戦。2−2で引き分けたブレーメンが、アウェイゴール差で1部残留を決めた。同試合後、両クラブのサポーターの一部が暴徒化したようだ。7日、ドイツメディア『t-online』が伝えた。

 ブレーメンの街では、サポーターが歌い踊り、花火などでチームの残留を祝福。警察の発表によると、約700名が街の中心部に集ったようだ。しかし、その一部は瓶や爆竹を投げるなど暴徒化。瓶が頭に直撃し、病院へ搬送された通行人もいたという。警察は催涙ガスを用いて暴徒の鎮静化を試み、複数の逮捕者が出た模様だ。

 一方、ハイデンハイムのサポーターの一部も暴力行為を働いたという。ドイツ紙『ビルト』によると、約150名のサポーターは試合後、ハイデンハイムの本拠地『フォイト・アレーナ』周辺に集結。ブレーメンのチームバスに対して、瓶や石、発煙筒などを投げつけた。フロントガラスが破損したチームバスは、警察に護衛されながらスタジアムを後にしたようだ。警察は現在、破壊行為を働いた人物を特定するべく捜査を進めている。

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