流通業界に最新情報を発信する専門展が、東京ビッグサイトで開かれている。写真は日本各地の特産品を集めた「ふるさと食品全国フェア」の様子。(撮影:佐谷恭)

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スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信する、業界関係者を対象にした専門展「2006 スーパーマーケット・トレードショー」(日本セルフ・サービス協会主催)が、1日から東京ビッグサイトで開かれている。3日まで。

 40回目の開催となる今回は「DISCOVER THE NEXT」がテーマ。人口減少化社会を迎え、消費の伸びが限られる中、食品流通業界の次なる時代への歩みを始めようと、このテーマが選ばれた。「食育」「ロハス」「食の安全」「健康」などに関心が集まり、アレルギー対策を掲げたブースや、子どもや高齢者が食べやすい食品に注目が集まっていた。

 日本各地の特産品を集めた「ふるさと食品全国フェア」(食品産業センター主催)や海外の食品関連業者が直接売り込みをかける「スーパー・ショーケース」(メサゴ・メッセフランクフルト主催)などが同時開催されており、合計1008社が出店している。

 入場料3000円で、流通業界関係者のみが入場できる。開場時間は、午前10時から午後5時まで。最終日は午後4時まで。【了】

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