10万円の工場IoTキット、中小導入の起爆剤になるか
実験は、主要な設備であるウオータージェット加工機の異常停止や加工完了ランプの光を検知するアルプス電気製照度センサーを取り付け、小型・軽量のボンドコンピューター「ラズベリーパイ」にブルートゥースで信号を送る。ラズベリーパイからアプリを使って携帯電話のショートメールに「加工終了」「異常停止」を通知する仕組みだ。
東京チタニウムの小澤健太専務は「まずはIoTを知ろうとの思いで始めた」と話す。今後は「他の加工機へ自動検知の導入や稼働時間を自動収集し、分析などにつなげたい」と意気込む。
さいたま市産業創造財団が経済産業省の「スマートものづくり応援隊」事業の採択を受け、インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)と協力し、10万円簡易IoTキットの活用を提供した。同社の実証実験には、法政大学デザイン工学部西岡靖之教授の研究室の学生やスマートものづくり応援隊の大沢誠一氏が協力した。
