いちばん身近なポイントのひとつといえば、携帯電話のポイントだ。大手3キャリアのうち、ソフトバンクは 2014年7月、ソフトバンクポイントを廃止し、Tポイントを導入した。

 auもそれまでのauポイントからWALLETポイントへ、ドコモはドコモポイントからdポイントへと、使い勝手のよい形に移行している。使い道がわからないからと、放ったらかしにしている人も多いのでは。

 カード会社のポイントやマイレージサービスなどを最大限に利用するためのポータルサイト「ポイ探」を運営する、菊地崇仁さん。最新の携帯ポイント活用術について教えてくれた。

●dカード プリペイド(dポイント)

 dアカウントのマイページから、dポイントを現金と同じようにチャージできる。決済のほか、dポイント加盟店で提示することでもポイントがつく。ローソンでの買い物は常時3%の割引に。

au WALLET プリペイドカード(WALLETポイント)

 au WALLETのサイトやアプリでWALLETポイント、auポイントを現金のようにチャージ可能(月に合計2万円まで)。チャージした金額しか使えないので、入会審査もない。

「2016年11月から、ドコモユーザー向けに発行されたマスターカードつきのdカード プリペイドは、入会金や年会費は無料。1dポイントを1円としてチャージできるので、世界中のマスターカード加盟店で利用できるようになりました。

 au WALLET プリペイドカードも同様のサービス。最近はポイントを、より現金に近い存在にしようという流れになっています」(菊池さん)

 ソフトバンクも同様のサービスがあるが、100Tポイント=85円換算と、2社に比べてレートが悪い。

(週刊FLASH 2018年2月27日号)