[ちちんぷいぷい―毎日放送] 2018年2月27日放送の「今日の☆印」のコーナーで、トンテキとビフテキについて紹介していました。


まつもとの来来憲のホームページより

発祥のお店に聞いてみた

ビフテキは、「ビーフ(牛肉)+ステーキ=ビフテキ」ならば、「ポーク(豚肉)+ステーキ=トンテキ」ではなく、ポクテキではないのでしょうか。

「トンテキ」発祥の店といわれている三重県四日市市の「まつもとの来来憲」で、なぜ「ポクテキ」ではないのか、番組内で電話をかけて質問していました。

「トンテキ」と名付けたのは、お店の先代。すでに亡くなっているのですが、その身内の方によると、もともと石油コンビナートで働く労働者が多い庶民の町だったそうで、「ポーク=高級感」のイメージから、庶民に親しまれやすいように「豚=トン」+「ステーキ」=「トンテキ」と名付けたのだと思う、とのことでした。

「ビフテキ」の語源に驚き!

一方、「ビフテキ」についても調べてみると、新たな事実がわかりました。

実は、「ビフテキ」は「ビーフ(牛肉)」+「ステーキ」の略ではなく、フランス語で「ステーキ」を意味する「bifteck(ビフテック)」が語源という説が有力なのだそうです。(出典/ニッポンハム「なるほどコラム」)

語源のもとをたどると、今まで知らなかったことや、新しい発見ができて面白いですね。(ライター:Nana.)