パナソニックが提案するテレビの“脱主役”
プロジェクト名は「AMP(アンビエント・メディア・プレーヤー)」。別の作業をしながらテレビを見る“ながら見”から着想を得た。現在はスマートフォンなどで、いつでも情報にアクセスできる情報過多の時代であることから、こうした情報デバイスとは真逆のコンセプトを設定。床の間の飾りや絵画、障子を開けた先の美しい庭のように、生活の中でゆとりを感じる製品にニーズがあると考えた。
AMPプロジェクトを担当する谷口旭氏は「生活に溶け込みながら、さりげなく良いコンテンツに出会う機会を演出したい」としている。さらに、視聴を通して、コンテンツクリエイターを支援し育成する仕組みにする考え。
同プロジェクトは新規事業の創出を加速する取り組み「ゲームチェンジャー・カタパルト」の一つで、家電などを展開する社内カンパニー「パナソニックアプライアンス社」が16年に始めた。
従来の成功体験や自前のリソースにこだわらず、早期に市場投入し、少ない投資で製品化していく。
