加治木工・エース長野、直球勝負でノーヒットノーラン

参考記録ながらノーヒットノーランを達成した長野 良太(加治木工)

 加治木工は3回、2番・池江 昂紀(3年)のライトオーバー三塁打で2点を先制。4回には二死満塁から1番・富滿 聖貴(3年)のタイムリー内野安打で加点し、5回は打者一巡の猛攻で4点を加え、主導権を握った。

 エース長野 良太(3年)は初回、連続四球でピンチを背負ったが、ここを無失点で切り抜ける。2回以降は、1四球を出した以外はパーフェクトの出来で指宿打線に付け入るスキを全く与えなかった。直球主体でテンポよく投げ続け、7回まで116球、11三振を奪い、参考記録ながらノーヒットノーランをやってのけた。

(文=政 純一郎)

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