出動!球児に聞き隊!【ランニング中にどんなことを考えている?】

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 プロ野球のキャンプインも間近となり、野球シーズンの到来を目前に控え、高校球児が真剣にランニングをしている姿をよく見かけるようになりました。「延々と走り続けるラントレーニングは本当にキツイ!」とよく耳にしますが、果たして球児のみなさんは、どのようなことを考えながらツラさを乗り越え、走っているのでしょうか?

ランニング中にどんなことを考えている?

 今回は、とてもユニークな回答をたくさんお聞きしましたので、これまでのランキング形式ではなく自由回答の内容を紹介!球児たちの頭の中を少しだけ覗いてみましょう!

今の自分よりも辛い練習をしている選手がいることに対して「負けたくない」と思いながら走っています!顔も見たことがないライバル(相手)たちを思い浮かべ、自分よりも頑張っている選手がいると想定し「もっとやってやる!」という強い気持ちと、自分で自分の限界を作らないようにすることで、モチベーションを高く保ちながら走っているようです!

自分が「山の神(駅伝:柏原 竜二選手)になったつもり」で!箱根駅伝での柏原選手の山道での快走が頭から離れず、自分が柏原選手になった気分で走ってみたところ、調子が良くなったことから実践しているのだとか。

山や上の方を見て「登っていく」イメージをしています下を向いて走っていると余計にキツくなるので、上の方を見ながら走ることで少し体が軽くなった感覚になるそうです。坂道を走っていても、「トレーニングがキツすぎるあまり坂道が平坦な道のような感覚になる」という驚きのコメントが…!

後から振り返った時に「今の練習はキツくない」と思い込んでいます!「今やっている練習はキツくない!キツくない!!」と思い込むことによって、まだまだ頑張れるという暗示を自分にかけているそう。とてもアツい選手でした!

自分は脳内で好きな音楽を再生させています「部活中は音楽を聴くことはできないけど、延々と走っていてもモチベーションが保てないので、好きな音楽を脳内で再生させながら走る」というツワモノが!!

「走り続ければ終わる」と思って必死に走っています特に長い距離だと、約1キロ間隔で自分の中でゴールを設けているそうです。短いゴールを繰り返して、走り続ければ終わりがくることを信じて走り続けているのだとか。

何も考えない!「無心で、ただ目の前の道を走り続けるだけです」と頼もしい一言が!しかし、たまには「今日の晩ご飯は何かな」と考えたり「指導者に褒められたことを思い出してニヤっとする」という球児も。

 今回の調査で、ランニング中の球児の頭の中を少しだけ覗くことができました!まだやれると思い込むことや、自分以外の人間になった感覚で走るという意見から、トレーニングは体力だけではなく、精神も鍛えているということがよく分かりました!今後も、全国各地の球児を直撃し、考えの傾向やトレンドを紹介していきたいと思います!乞うご期待!