上野学園高等学校(東京)
1948年に創立された上野学園。1949年に高校では日本で初めて音楽科が設置された学校としても有名です。これまでは女子高として長い歴史を歩んできましたが、男女共学となったのは2007年で、野球部の歴史はまだ浅い同校です。普段は茨城県つくばグラウンドで練習している選手たち。近年、都大会でも勝ち進むことが多い上野学園ですが、この春、そして夏にかける意気込みや、そして主力選手には自身が目指す選手像を語ってもらいました。
木本 裕二選手(上野学園高等学校)
■上野学園高校の木本 裕二君(学年:2年/役職:主将)にお話を伺いました!
Q. 部員は何人いますか?
1年生15人、2年生14人の合計29人です。
Q. 練習のグラウンド環境を教えてください。
茨城県つくば市の野球部専用グラウンドを使用して練習しています。
[page_break:今年のチームについて]今年のチームについてQ. 今年のチームのウリ(セールスポイント)を3つ教えてください。
打撃力とチームプレー、そして気持ちでは負けません!
Q. 野球をする上で大切なこの3つが上野学園野球部さんのウリとなっているようですね!では、このオフシーズンでのチームの目標は何ですか?
チーム平均体重を75キロにすることです。
Q. オフシーズンの練習で、これは本当にキツイというメニューはありますか?
1500メートル×9本のランメニューです!
Q. 9本もやっているなんてとてもキツそうですが、チームのためになりそうですね。では、この春、そして夏の目標を教えてください。
このオフシーズンでどこのチームより体を大きくし、大会では、上野の街に自分たちのスローガンでもある「革命〜学校・地域・社会を変える〜」を広めていきたいです。
秋の大会を振り返って秋季大会の様子(上野学園高等学校)
Q. 秋の大会はチームにとって、どんな大会でしたか?
守備での粘りの無さを痛感した大会でした。
Q. 課題を得た大会となったようですね。今後目指したい必勝パターンはありますか?
投手は3失点以内にすることを目指します。打撃では5点以上を取りたいと思います!
Q. 具体的且つ力強い目標ですね!では、秋の大会を踏まえて、この冬に強化したい点はありますか?
空腹を4時間以上作らないことです。ご飯をたくさん食べ、体を大きくしたいと思います。
Q. 体の強化にこだわっていることが伝わってきますね。では、この秋活躍した仲間を教えてください。
チーム全員が活躍出来たと思います!
Q. チーム全員ですか!みなさんどんな活躍をされましたか?
皆、自らの役割をしっかり果たしたと思います。そして、チーム全員が気持ちを一つにできたと思います。
Q. 個々の頑張りがチームを一つにさせたんですね。続いてチームの中で、この春キーマンになってくれると思う選手を教えてください。
寺戸 諒平です。
Q. 寺戸君のどんな活躍に期待していますか?
寺戸は身長180センチの体格で、チーム上位の俊足の選手です。また高校生とは思えない打撃を放つなど、走攻守揃った選手です。本塁打を量産してくれることに期待しています。
Q. 走攻守そろった寺戸君、是非注目したいと思います!では最後に、2年生にとっては最後となるオフシーズン。1年生にとっては初めてのオフシーズンですが、春に向けて、どんな冬にしたいかなど、思っていることを教えてください。
この冬は最後のオフシーズン。チーム全体の士気を高め、一戦必勝、感謝の想いでプレーをしていきたいです。
ありがとうございました!
[page_break:指導者が語る!このチームの強み]ここからは、川崎 壮太君、寺戸 諒平君にお話を伺います。
Q. 高校野球が好きな理由は何ですか?
川崎 壮太(以下「川崎」):1つ1つのプレーで感動するところです。寺戸 諒平(以下「寺戸」):ホームランを打った時の快感が忘れられないからです!
Q. では、この冬はどんな冬にしていきたいですか?
川崎:反復練習を繰り返して個人個人の能力を高めていきたいです。寺戸:今年は、暖かい日が続いているので、野球の技術、体力、筋力の向上を目指して鍛えていきたいです。
Q. 反復練習によって、チームのレベルアップにつなげていくことは大切ですよね。では、野球をする上でモットーにしている、好きな言葉は何ですか?
川崎&寺戸:「革命〜学校・地域社会を変える〜」です!
Q. チームスローガンを大切にしているようですね。それでは最後に『自分はここまで成長するぞ』という熱い宣言と夏までの目標をお願いします。
川崎:自分のプレーでチームを引っ張っていき、夏の大会では、上野学園が日本一を取ります!寺戸:毎試合ホームランを打ちます!
熱い決意をありがとうございました!
指導者が語る!このチームの強み■小川 貴智監督に質問!
Q. 今年のチームは、新チームが始まってからどんなテーマをもってチームを作り上げてきましたか?また、この冬のテーマを教えてください。
新チームの開始から、より選手間での組織の強化、主体性の強化をテーマにチームを作ってきました。具体的には、戦略班、肉体改造班、メンタル班、風紀班、美化班に分かれており、この取り組みは3年目となります。秋の大会を振り返り、この冬は“個の強化”にテーマを置き、取り組んでいきたいと思っています。
Q. 最後に厳しい冬のトレーニングを送る選手たちへ何か一言をお願いします。
毎日、目標・目的の明確化をはかり、春・夏の大会へのイメージを飛ばし、ワクワクしながら“顔晴れ”!!
選手一丸となって、スローガンである「革命」を意識して練習に励んでいる上野学園高校の今後に注目です。ありがとうございました。