学生の窓口編集部

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先日、ロスで開催された世界最大のコンピュータ・ゲームの見本市、Electronic Entertainment Expo(通称E3)。スクウェア・エニックスの往年の名作「ファイナル・ファンタジーVII」のリメイクも話題になったが、さらに注目を集めたのが、元セガのゲームクリエーター、鈴木裕氏がRPG「シェンムーIII」の制作を発表したこと。

「シェンムー」はもともとセガのドリームキャスト用として始まったRPGシリーズ。「第一章」は1999年末発売、「II」は2001年に発売されたが、そのスケールの壮大さから開発費も高騰(「シェンムーII」は当時、ギネスブックに最も制作費が使用されたテレビゲーム(70億円)として記載された)、その後、15年近く、開発はストップしていた。

しかし、そのストーリー、ゲームシステムに熱烈なファンも存在。

今回の発表は、ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカ主催のプレス・カンファレンスで行なわれたもの。というわけで、「シャンムーIII」はまずPSと、さらにPCをプラットフォームとして出ることになるらしい。

問題の開発費に関しては、クラウドファンディング(Kickstarter)を利用して調達するとして出資者を募ったが、なんと開始から1時間42分で当初目標の100万ドルを達成。ギネスブックに「世界で最も短時間で100万ドルを集めたビデオゲーム」として記載されることに。

「シェンムーIII」の開発は、クラウドファンディングでの調達額の大きさにしたがって、実装される機能やストーリーが広がっていく仕組みになっている。「こんなオモシロイ要素も盛り込みたいんだけれど、そこまで予算が回らなくて」とケームクリエイターが嘆く話はよく聞くが、逆に、出資者側に「どこまでやらせてもらえますか?」と決定権を預けたような格好だ。

また、開発を担当する株式会社ネイロでは、6月15日、「シェンムーIII」の開発スタッフの募集を発表した。

ゲームニュースサイトでの鈴木裕氏へのインタビューによれば、2017年末までのリリースを目指すとのこと。Kickstarterでの調達額は、6月24日現在でおよそ360万ドル(約4億5000万円)に達しており、最終的にどこまで行くのか、ゲームがどれだけの規模のものになるのかも興味が尽きない。