レアル・マドリーがパリ・サンジェルマン(PSG)のカルロ・アンチェロッティ監督の就任を望んでいるのは事実だった。だが、PSGは同監督を手放したくないと思っている。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、フランス『レキップ』のインタビューで、次のように語った。

「レアルの幹部(ホセ・アンヘル・サンチェス)から数日前にコンタクトがあった。だが、私はすぐにはっきりさせたよ。彼らがカルロを望んでも、契約があと1年あることを理解しなければいけない。だから、我々と契約を尊重してほしい。我々はすべてのクラブをリスペクトしており、同じことを望む。今の我々はレアルほどの次元にないが、だからこといって敬意に値しないということではない」

「サンチェスは誤ったよ。カルロの契約が今季で満了すると思っていたと言われた。私は彼に、それは間違いだと繰り返したよ。考えると返答を受けた」

だが、アンチェロッティ監督自身が何を望んでいるかを理解する必要があるだろう。PSGは同監督の続投を望んでおり、アル・ケライフィ会長は次のように続けている。

「我々はカルロと前進したい。ここのみんなが彼を愛しているんだ。選手もサポーターも、私もね。就任からずっと支えてきたし、最後の日までそれを続ける。私はとても楽観しているよ。もしも彼が出て行ったら問題だ」