例えば、朝円安になっているので取引しようとしたとしても、時間がなく、夜に取引しようとしたときには大分レートが変わっているということがある。あのとき取引しておけばよかったとなるが、じぶん銀行なら、いつも持っているデバイスでちょっとした空き時間や電車を待っている時間にレートをチェックして預けたり、前回預けたときよりも利益が出ているので円に払い戻そうとか、顧客の生活スタイルの中に溶け込んで銀行取引ができるというのが一番大きなメリットとなる。

顧客の投資目的によって、1日の値動きでコーヒーが一杯買えるなというくらいでも利益を出したいという人は米ドルやユーロなどの主要通貨に、2月に追加したブラジルレアルや南アフリカランドのように日本と比べると高金利の通貨には定期預金をしてみるなど、幅広い投資スタイルや通貨から選択できる。

スマートフォンで外貨預金の取引ができるのはじぶん銀行ならではの強みだ。他のネット銀行では、預金残高の照会、振込み、定期預金の作成などはできるが、外貨預金に対応していないところは多くある。

じぶん銀行の顧客は30代が一番多くて、その次に20代、40代と続き、20代、40代はほぼ同じくらいの比率となっている。20代から40代までですべての顧客の8割で、若い人が多いのが特徴だ。20代、30代はこれから資産を形成していく段階のため、フレッシャーズから数年は資金にもそんなに余裕がないかもしれないが、30代くらいになると、結婚などライフスタイルの変化などがあって、その後の資産運用まで考えていく世代となる。じぶん銀行でまず口座を開設し、将来の資産形成に備えるのもいいだろう。

また、じぶん銀行では、フェイスブック、ツイッターなどで、新商品やサービスリリースの案内やキャンペーン情報などを発信している。わざわざじぶん銀行のウエブサイトを訪問して情報を見なくても、ツイッターもフェイスブックをフォローしたり、いいねボタンを押せば、自動的にその顧客が常に見ているソーシャルメディアにじぶん銀行の情報が入ってくる。そこでキャンペーンをやっていることを知れば、やってみようかなというきっかけになる。ツイッターは2009年2月に始め、フェイスブックは2011年の6月に開始。どちらも約3600人の閲覧者がいるという。

メイン口座として給与振込を受け取る預金口座とは別に、もう1つの口座としてじぶん銀行を持つ意味としては、家計の支出はメイン口座で取引をして、個人のお小遣い管理や、定期預金や外貨預金を少しずつ貯めていくものはじぶん銀行にするなどの使い分けができる事だろう。メイン口座は給料が振り込まれて家賃や住宅ローンが引き落とされる、公共料金が引き落とされる、といったように使い、貯めていく、増やしていくという部分は、じぶん銀行を使うという方法がある。

また、じぶん銀行の口座は、個人のお小遣い口座として活用するのに便利だ。使える提携ATMは、三菱東京UFJ銀行、セブン銀行、E−net、ローソンATM、ゆうちょ銀行であり、全国に7万台と非常に多い。ATMの入金はいつでも何回でも無料(ゆうちょ銀行は1回まで無料)で、引き出しは深夜・土日を問わず、合算で月3回まで無料(ゆうちょ銀行を除く)となっている。

さらに、三菱東京UFJ銀行とじぶん銀行間の振込は相互に何度でも無料なので、一緒に使うことで目的別に賢く利用できるだろう。、たとえば、すでに三菱東京UFJ銀行に口座を持つ顧客であれば、貯める分をじぶん銀行に振込をして、それを定期預金に預けるとか、外貨預金に投資するという方法もある。

じぶん銀行の口座開設の説明ページは、詳しくはこちらのWEBサイトを参照してほしい。