大騒ぎすることではない。インテルのマッシモ・モラッティ会長は、チームが15日のラツィオ戦で敗れたことを、大きな警告を発することもなく受け止めている。ユヴェントスが16日のアタランタ戦で3−0と快勝し、勝ち点差を7に広げられても、それは変わらない。モラッティ会長はインテルのクリスマスパーティーの際に、次のようにコメントしている。

「残念だね。我々は運命に反しているんだ。チームは前半を耐えて、後半にとても良いプレーをした。ユヴェントス? 彼らの方がよりシンプルな対戦だった。だが、とても良いプレーをしたと聞いているよ。彼らは彼らのリーグ戦を、我々は我々のリーグ戦を戦っていく」

ラツィオDFミカエル・シアニのDFアンドレア・ラノッキアに対するプレーがPKにならなかったことについて、モラッティ会長は「不運なことに、常に何か我々に対して少し反していることがあるね」と話している。

最後に、世界王者となったコリンチャンスMFパウリーニョについて、モラッティ会長は「彼は常に優秀だったね。でも、彼が来るかどうかは、補強とクラブ財政のバランス次第だよ」と語った。

インテルは18日にコッパ・イタリア5回戦でヴェローナと対戦する。これ以上の失敗は許されないため、完全なターンオーバーとはならないだろう。だが、ラツィオ戦で脚を痛めたMFエステバン・カンビアッソは休む方向となっている。一方で、DFクリスティアン・キヴが復帰する可能性がある。