韓国人工衛星、ロケットへの燃料注入完了! 悲願の打ち上げ成功なるか

写真拡大

韓国の人工衛星登載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-I)の打ち上げが、29日午後4時に確定した。現在、1段目ロケットへの燃料注入は完了しており、打ち上げ15分前の3時45分からカウントダウンに入る。

韓国教育科学技術省の趙律来(チョ・ユルレ)第2次官は同日午前、全羅南道の羅老プレスセンターで会見を開き、羅老3号の発射管理委員会会議で当初の予定通り打ち上げが可能だと判断したと伝えた。韓国校区宇宙院の関係者も、「特に問題はなく、予定通りに打ち上げを行う」と話した。

軌道への投入は打ち上げ後9分ほどで決定するが、正確な確認には1時間ほどかかるという。

羅老号の打ち上げが成功した場合、韓国はロケットを開発し衛星を打ち上げた世界で10番目の国となる。

韓国のネット上には、「大韓民国の宇宙強国時代を開く羅老号の打ち上げ成功を祈る」「ロシアが技術提供したが多くが韓国技術だ、今度こそ成功して」「これまでの弱点を克服し、もう一度飛び立ってほしい」「例え打ち上げに失敗しても、終わりではなく課題になる」「宇宙への扉を開いてほしい」などのコメントが書き込まれた。

参照:NEWS1
参照:EBN産業ニュース

■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。